一畳あれば老若男女大人小人誰でもプレーできる簡単なスポーツができたので説明します。
誰でも準備できるコートと道具
このスポーツはそのまんまテニスのルールを卓球のコートでプレーしてしまおうという考えで生まれました。ラケット、ボール、ネットは卓球のものをお使いください。ラインは幅3センチのマスキングテープをお使いください。これは畳の帯の幅と同じ幅です。
ネットは卓球のネットと同じ15.25cmであればなんでも使用しても構いません。
テーブルでやる場合はこういった簡易ネットを使ってもいいかもです。
コートサイズは基本的にたたみ一畳サイズ地域や家によってマチマチなので、コンパネ1枚分のサイズ(182cm×91cm)目安にしてもらえばいいと思います。後はそれを8当分(一辺45.5cm)して写真のように置くと手前に正方形を2つづつ作って出来上がりです。
コートサーフェースはあなた次第
個人的には微妙にイレギュラーしてくれる畳がおすすめです。ボールがそこまで弾まないのでドロップショット(ネット前に落として相手のタイミングをずらす技術)なども出来、そこを飛び込んでキャッチしたりする事ができれば試合が盛り上がります。
フローリングやカーペットを使ってみてもいいと思います。テニスのように様々なコートを作ってその特性を生かしてゲームしてみてください。
ルールはそのままテニス
基本的にルールはテニスと一緒です。
テニスのルールについてはこちらをどうぞ
東レPPOテニス:http://www.toray-ppo.com/perspective/guide02/
サーブについてはテニスと少し異なります。テニスはポイント毎に打つサイドが変わりますが、こちらはどこからでもサーブを打つ事ができます。ただし相手のサービスエリアにはポイント毎にサイドが変わります。
1本目3本目など奇数本目の時はこちらの赤いエリアへ向かって打ちます。
2本目、4本目の時など偶数本目の時はこちら側にサーブします。テニスと同じです。
サーブはネットより高い位置からは売ってはいけません。卓球とは違いノーバウンドで相手のコートへ打ち込みます。出来るだけ深く打つと取りづらいのでエースになりやすいです。
卓球にはないボレー
ボレーとはボールがバウンドする前に直接打って相手コートに返球する技術です。テニスではネット前に出て相手にプレッシャーや奇襲をかける際に使います。一畳テニスではボレーはネット前ではなくサービスラインより後ろで行います。サービスラインより前はノンボレーゾーンなので直接バウンドする前に打ってしまうと相手のポイントになります。
相手のタイミングをずらす時に効果的です。しかし焦ってサービスラインより前で打つと相手のポイントですので気をつけてラリー中に盛り込まないといけません。
ラケットがなければスマホで
一畳テニスは誰でもとこでも遊べる用に最初はスマホをラケットにして遊んでいました。スマホをラケットにすると返球が難しくなるので慣れてくるまで大変ですが、ラリーが続いた際に緊張感があり中々面白いです。打ちやすいスマホやスマホカバーなど出てきたら面白いなと思ってます。
この際スマホに対してボールが少し重いのでボールに十数箇所穴を空ける加工しなければなりません。加工が可能な方はためしてみてください。打ちやすくなります。
普通のボールのままだと球足も早く、当たっても飛びにくいので返球が難しいです。
コロナの影響でできたおうち時間を使ってぜひ子供たちと遊んでみてください。
もし多くの人に楽しんでもらえるようであれば子供や大人、お年寄りみんな合わせた大会を開いても面白いかなと思います。卓球でも難しかった。体力、身長差や筋力差も関係ないスポーツになって貰えれば嬉しいです。