ヒマラヤトレッキング!!

カトマンズから6時間西に移動してポカラへ。
ここで3泊4日のアナプンナトレッキングに挑戦。エベレストはヒマラヤ山脈の北側にあり、今回目指す場所は山脈の真ん中辺りにあるプーンヒルという場所。この旅で全く運動もしておらず、トレッキングも初心者なので簡単なやつにしてくれと頼んだはずが、なかなかハードな日々となりました。

ポカラでガイドと合流して、その翌日アナプンナへ。アナプンナの麓まではタクシーで移動。そこからひたすら歩きます。

最初はなだらかな道なり。時々小さな村を通り抜けたりして、そこに住む人達の生活を見ることができるから面白い。

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所々当たり前の様に崖崩れが起きた場所がある。大丈夫なのだろうか。。。

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なぜか川が道を遮っている場所も。

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歩いているとこんな人までいた。子牛を担いでる。。。
道が悪すぎて子牛が歩けないのだとか。。。ちなみにこの子牛40kgほどあるのだとか。。。

ちなみに荷物はかなり減らしてきて3泊4日分の荷物だけ持ってきた。カメラとかもあるから大体10kg程度。しかしガイドが大量に水のボトルを持ってきており、1人5本ずつぐらい持つことに。。。占めて15kg程か。。。

日が高くなり、最初は楽だと思っていた15kgの荷物も足にこたえてくる。

そしてキツイのが止まらないガイド。ぐんぐん進んでいく。たまに振り返ってついて来ているのを確認すると、また前を向いてひたすら進んでいく。。。

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大体1時間半に一度休憩ぐらいのペースで進む。休憩の度にボトルが減っていき荷物が軽くなるのはありがたい。が、あとどのくらい歩けばいいかもわからずひたすら歩き続けるのはかなり辛い。たまに見るキレイな景色が唯一の救い。

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荷物のせいなのか、この半年ろくに身体を動かしてないせいなのか身体がひどく思い。すでに結構疲れてるのに「ここからネパール式フラットだ」とかなりの間アップダウンが続く。

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そしてもうヘトヘトになった時に「ここからネパール式クライミングだ」と地獄の石階段。フラットはまだしもこの荷物を持って階段はやばい。しかしガイドはどんどん進んで行くので、こちらも進まなければ。。。

一定間隔に整えられた階段なら、一定のリズムで登れるからいいものの石階段は壊れてたり石の大きさが違ったりと足場を選びながら登らなければいけない。そのせいかついに足に限界が!

大きな段差を乗り上げた時にふくらはぎが、、、、

ピクッと

危ない!っと思いすぐ小休止。テニスやってた時の懐かしい感覚。一度完全に足をツッてしまえばもう戻ることはない。できるだけツらない様に身体と相談しながらゆっくり登っていく。

ピクッと

かばいすぎたのか今度は反対の足が!これはやばいと思い座り込んでマッサージ。落ち着いてからまた再び登っていく。

ピクッと

モミモミ

ピクッと

モミモミ

ゆっくりではあるが、確実に登っていけてる。そして

ビクッと

ついにきた太もも。これも同様にそのまま進んでいくと両足が。。。
体力が残っていてももう筋肉に限界がきてる。
本気でこれは無理だと思ったので苦肉の策で背負っていたリュックを軽いものに交換してもらう。

それだけでかなり楽になり結構スイスイ進めた。しかしもったのは30分程度。
また足がピクピクなり始める。

なんとか休んでマッサージを繰り返して登っていくが、それも限界が。。。
最後は動かしたら足をツってしまうというところまで来たので、手で足を持ち上げ、足を手で押して身体を押し上げるという状態に。こんなにボロボロになったのは本当に久しぶり。

なんとかそのまま登りきり初日の宿までたどり着けた。トータル8時間。本当にもう動けない。その夜はマッサージとストレッチを駆使し、できるだけ疲れを翌日に残さないよう勤める。

2日目はどうなることかと思ったけど、昨日の拷問で筋肉がやっと動き方を思い出したらしく結構スイスイ進めた。ネパール式クライミングもすぐ終わりネパール式フラットを4時間。すぐに次の宿に着いてしまった。なぜ昨日が長く、この日が短いかは不明だがこの日はゆっくりできる。
そして翌日はあと45分程登り、お楽しみの日の出!!

この日は明日に備えてひたすらリラックス。マッサージしてストレッチして就寝。そして翌朝4時に起床。が、なんだか外の様子がおかしい。

雨。。。

山の天気は変わりやすいので6時まで待つもやっぱり雨。
とりあえずベッドに戻り待機ということに。はぁついてない。

が、9時前には天気が回復!!雲がまだあるけどいってみようということに!
目的地のプーンヒルまではひたすら階段。初日の疲れも残っておりかなりきつい。

ヘトヘトでやっと見えた頂上。

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頂上に着くと最高に気持ちの良い景色が!!

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こんだけ歩いて登ったのにさらに倍以上高い山が目の前にいくつもある。感動もするが、共にヒマラヤのデカさと人間の小ささを思いっきり感じさせられた。

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ちなみに登った場所の高さは富士山ぐらい。目の前にある山々は7000、8000m級。

山は見れたが雲が多いのと朝日が見れなかった事が心残りということで、ここで急遽トレッキングの予定を変更してここにもう一泊することに!
ガイドが言うには今日雨が降ったから明日は晴れる可能性が高いとのこと。しかもこの日はこの時ちょろっと晴れただけで、それ以外はずっと雨。
これは期待できる!かな?

翌朝、ギリギリまで降っていた雨も上がり雲が流れていく。ポーチライトで石階段を照らしながら、丘を登っていく。丘上に着く頃にはかなり明るくなっており、雲もほとんど履けてた。雲で隠れてた頂上もはっきり見える。

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そして明るくなってくる空。

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日に照らされ色づく山。

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そして日の出。

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ここまでの苦労が一気に報われた。そして同時にトレッキングの魅力を理解した。めちゃめちゃキレイだった。

また絶対いつか来てしまうなネパール。トレッキングは確かに辛かったけど、終わってみればネパールの思い出は良いことばかり。良い国だ。

実はこの後朝ごはんを食べて一気に山を下ったんだけど、2日かけて登った所をたった5時間で下山。5時間といっても下りももちろんキツく、良くこんな距離を歩いたなってぐらい長かった。このブログを書いてる今はまだ身体中が筋肉痛でろくに動けない。登りと下りで足の裏表両側の筋肉を使ったので本当になにしても痛い。

完全に運動不足です。でも旅中にどうやって解消すればいいんやろ?

ネパールも終わり、これから一気にドイツへ向かいます。
結構ついてない事が多かったこの旅。ちょっと嬉しいハプニングがありました!

それはまた次回のブログで。では。

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