ヨーロッパでレンタカー

次に向かうはアイスランド。
しかしアイスランド行きの飛行機はスイスのバーゼルという空港から。今いるオーストリア・グラーツからスイス・バーゼルまで行く手段は限られており値段も高い。

ということでヨーロッパで始てのレンタカー！もちろん右車線左ハンドル！そしてマニュアル！
予定としてはグラーツから途中にあるノイシュバンシュタイン城を経由し西オーストリアにあるDornbirnという町まで(国を跨ぐと高いので)。そしてそこからblablacarというサイト見つけた車にチューリッヒまで便乗。そこからバーゼルまでバスで行くという感じ。
*blablacarとは他人の車にいくらか払って便乗させてもらうというシステム

レンタカーの手続きはスムーズに終わり、いざ出発といきたいとこだけどいきなり焦った。オーストラリアでもあったけどヨーロピアンはギアをリアに入れたままほったらかすクセがある。その事を忘れてて発進させると、いきなりバックし始め後ろの車にぶつかるとこだった！Rが１ギアの隣にあるからさらにややこしい。

なんとか車を発進させ右車線に戸惑いながら向かうは、近場にたまたまあったフンボルトワッサーの教会。以前協会を改修する時にフンボルトワッサーが手掛けたというユニークな教会。キリスト教の教会なのに壁にはイスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、仏教など他の宗教のシンボルマークがあったりします。いたずらか？

ノイシュバンシュタイン城までの道のりは連なる山々や色んな家が建ち並んでおり景色が綺麗でとても気持ちがよかった。

ただ夕暮れまで時間がない。途中ナビ代わりに使ってたiPhoneの電池が切れ、充電用USBプラグを探すというハプニングがあった為に。。。iOS8.02にしてから電池の減りが半端ない。そしてこういう時に限って道路工事が多い。というか友達も言ってたけどいつもどっかしら工事してるみたい。

焦った所で何も変わらず、夕暮れと同時にノイシュバンシュタイン城に到着。
青空の中で見てみたかった。。。

それからすぐ様blablacarで知り合った人と合流する為にdornbirnへ向けて出発。

それまでの道のりはドイツ側に抜けて走って行った為に幾度となく猛スピードで走り抜ける車に遭遇。ドイツは罰金が安いから制限速度無制限と言われてるらしい。そういう車は多分普通に200km超えて走ってる。。。

何度も走り抜けてく車にビックリしながら到着したdornbirn。深夜だったので返却方法が解らず焦ったがなんとか鍵の返却ボックスを見つけて一安心。。。

所がblablacarで知り合った人が来ない。。。メールが一度来ただけでそれっきり。SIMカードの調子が悪くこっちからは電話もメールも出来ない。。。

まさかのバックれ。

来るまで車で待とうと思い、車の鍵を返却せずにおいてよかった。。。なんとか車の中で寝て一夜を明かせた。寒かったけど。

その後はとりあえず最寄りの駅まで歩き、スイスまで行かなければならないのでリヒテンシュタインという国へ立ち寄る。ヨーロッパに来てから知ったんだけど、実はオーストリアとスイスの間に小さな国があったみたい。王様が金持ちで対戦の時も無くならず生き延びたという不思議な国。

せっかくの機会なのでちょっと国を散策してみる。とはいっても翌日の朝にはアイスランド行きのフライトがあるのでどうにかリヒテンシュタインからスイスのバーゼルに行く方法だけは確保しとかなければならない。

確実な方法は電車かバス。でもスイスの会社なだけあってバカ高い。
どうしたもんかと迷ってたけど、かのあてにならないblablacarで近場からバーゼルまで行くという完璧なタイミングの人を発見！とりあえずコンタクトを取ってみると、とても良い人そうでちゃんと合流出来る様に詳細を決めて送ってくれた。他人からの評価も高く信用できそうだったのでお願いすることに。心配だったけど。。。

とりあえず足は確保できたのでそれまでの空いた時間は国内散策。
お昼時だったのでケバブでも食べようとお店に入ると余裕の1000円超え！オーストリアもそこまで安い国ではなかったけど、それに比べると物価急上昇！
名に食べても余裕の1000円超え。仕様が無いと言ってもたかがお昼ご飯にこの金額は出せないと思い、近くのスーパーに行きパンとチョコソースを購入。それでなんとか飢えを凌ぎました(；д；)

リヒテンシュタインは切手が有名らしいとの事なのでポストカードでも出そうかと思ったら、一枚単位の販売はしておらず。。。しかもポストカードも古い感じのものしかない。。。

何故。。。切ってが有名ならそこ力入れるとこでしょ。。。
まあせっかくなので、妥協できるポストカードに普通の切手を貼って出しといた。なんだかな〜。

そして次はちょこっとバスに乗り山の上の方へ。
ここではゆったりとした町の雰囲気を楽しむことができる。斜面に家が建ち並びとても良かった。景色もキレイ。