友達がストラスブールの街近辺に住んでるというので行ってみるとすっごい田舎だった。
裏庭には羊がいてリンゴの木も生えてる。アルザス地方の田舎に住む人は余り外国人を受けいれないらしいのだが友達の両親は快く家に泊めさせてくれた。
料理は毎回豪華で写真を撮りまくってると、これは普通だよと教えてくれた。毎回ここまで準備して食事をしているらしい。
料理はスープと2種類のキッシュが出てきて、アルザスのワインと共に頂く。最高にうまい。
この街はクリスタルの街でもあり、クリスタルで作った食器を見せてくれた。クリスタルで食器が作れるなんて知らなかったので驚き。一見ガラスと余り違わないけど、クリスタルの方が丈夫な為か薄くて、コップの淵に水をつけて指でなぞると音が鳴る。
街には古くから運河が流れており、ボートを数十メートル上まで運ぶヨーロッパ初のエレベーターがあったりと見所が色々とあるらしく、一通り観光させてくれた。
この辺りには城も多く、そこは高台になっており街を見渡せる。この時は本当に寒くて丘を登ると-5度とか辺り一面は雪景色。
近くの街ではクレープを食べた。日本のクレープとはちょっと違ってシンプルなイメージ。美味しいんだけど、日本のクレープも負けてないな!
ある日運河を見ると完全に凍っててビックリ。でっかい石を思いっきり叩きつけても割れないぐらい厚い氷。でもまだこの上に立つのは危険らしい。氷点下の日が1週間ぐらい続けば上に立てるぐらいしっかりした氷が出来るのだとか。
別の日の夜にフランスのチーズを色々と試させてくれた。白ワインと一緒に。個人的にはブルーチーズが最高にうまかった。多分香りがかなり強いブルーチーズだけど白ワインとの相性がバッチし!喧嘩することなくぶどうの香りとチーズの香りを引き立たせてくれる感じ。アルザスの伝統的なフレッシュチーズも食べたけど香りが強くて美味しい。人によっては臭いといって食べられない人もいるらしいけど、ねっとりとした感じが逆に良かった。日本に帰ったらこういったチーズが食べられなくなるのが悲しいな〜。