当初予定していたオーストラリアでの出稼ぎ半年間を延長し、一年間みっちり仕事をしてお金を貯めた結果、このお金を世界一周への資金として使う事に決めました。
それはアデレードで仕事をしていた時にチームを作って、そのチームのためにシェアハウスも一から作りあげるといった経験をする事が出来たのが大きな決めてとなったと思います。
シェアハウスでは仕事を求めてやってくる人、次の場所に行くために去る人など様々な出会いや別れがありました。そこでは人から色んな話を聞く事が出来たり、苦楽を共にしてかけがえのない仲間を作る事ができたりと、とてもいい時間が過ごせたと思っています。
その中でシェアハウスに来たばかりの仲間と卓球をしたり、経験者から教わったり、次はテニスをしようと各自ラケットを購入してフリーのテニスコートでプレーしたりしているうちに気づいた事があります。
シェアハウスというコミュニティから自然に発生したスポーツがある。
ここにスポーツコミュニティの原点が出来てるんじゃないかという事です。
それと同時に気づいた事がもう一つ。
スポーツはコミュニティを作る上での手段の一つでいいという事。そして僕が本当にやりたいのはスポーツを通じて人の繋がりを作りたい、つまり広い意味で言うとコミュニティを作りたいんだという事です。
そこに人が集まる場所があり、スポーツが好きな人、音楽が好きな人、映画が好きな人など様々な趣味を持った人が集まり仲間作りや情報交換ができればいいんじゃないか、その中で僕がスポーツが好きな人としてコミュニティに参加すればいいんじゃないかということです。僕が考える強制ではない自然発生的なスポーツ、つまり遊びに近いスポーツを実現するには原点となるコミュニティを作ることが先決なんだという事に気づきました。
このブログにも書いている様に僕が旅をしている目的の一つであるスポーツで地元を盛り上げたいという事について。旅とスポーツというとどうも結びつかない様に思われますが、各地域のコミュニティを地元民と同じ目線で見て周るには、旅行ではなく地元民との触れ合いがある「旅」をする必要があると思ったからです。そこで各国のコミュニティを見るために世界一周を決断しました。
どのくらい深くまで入り込めるかはわかりませんが、入り込む手段の一つとしてテニスラケットをバックパックと一緒に担いで行こうと思います(笑)このラケットがテニスが盛んな国、そうでない国でどういう働きになるのか、それかただのお荷物になるのか。。。
今回の旅を通して人々の暮らしや生活について、またその中で「幸せ」 とは何なのかということについて考えていけたらなと思います。
ちなみに日本も旅する国の一つとして通過して行く予定です。
スタートはオーストラリアから!日本に向けて北上していきます!
それではよろしくお願いします。
ハジマリハジマリ。