人生最悪路!ネパールへの道

ブッダガヤを1:50分の電車に乗りパトナという国境前の大きな街で。こっから国境へのバスが沢山でてるらしく、簡単にバスは見つけられると思ってたのが大誤算。

パトナには4時に到着し、そんなせかせかしなくてもいいかと思いここに一泊することに。地図はブッダガヤにある「地球の歩き方’09」の写真を撮ってたので問題ない!と言いたいところだけど、この5年でかなり変わってる。。。

安宿街と書いてある場所に行っても全くホテルがない。根気よく歩いているとやっと数件ホテルが。入って聞いてみても満室。
もうちょっと歩くと小道に沢山ホテルがあるとこを発見!ここでどうにかなるだろうと一安心。が、どこも満室!

というか恐ろしいことに気づいてしまった。。。

みんな英語喋れない!?!?

ということは外国人お断りなのか!?

とりあえずinternationalと書いてある高そうなホテルに行ってみた。流石にここのスタッフは英語が喋れたので、この辺に安いホテルがないか聞くと鼻で笑われた。。。

しかも答えは「わからない。」

ナニガオキテイルンダ。。。

リキシャーを止めて聞いてみる。Englishという単語すら通じない。
意味がわからない。なんか駅を出た時の呼びかけが少なかったなと思ったらそういうことだったのか。。。

しょうがなく駅の周りに行けば少なからず喋れる人がいるだろうと思い戻ってみる。タクシーの運ちゃんにcheap hotelはないか?と聞くと、仲間にホテルチープ(ホテル名がチープと思ってる)って知ってるか?とか会話してる。

もうだめだ。。。誰も話せない。。。

ふと駅の方に目をやるとツーリストインフォメーションの文字が!!
助かった!と思って行ってみると電気がついてるのに誰もいない。。。

もうお手上げ。

英語わかんないのに話しかけてくるインド人を無視しながら呆然としてた。。。

どうしよ。というかなんだここは!インド人は英語がペラペラなんじゃねーのか!?いつもトモダチって言ってくれてたじゃねーか!無視しすぎたのか?怒ったのか?インド。ごめんよ。誰かトモダチって言ってくれ。

10分かそのぐらいつっ立ったままポケーっとしてたら、2人のおっちゃんが話しかけてきた。

英語喋ってる!?英語だ!!神様!!

その二人がこっちへ来いって駅の方に連れていってくれた。駅のツーリストインフォメーションへ・・・

お前らどこほっつき歩いとったんじゃ、こら!

あまりにも客が来ないから2人でどっかいってたみたい。まあ、とりあえずよかった。ホテルを聞くとやっぱり安いホテルはこの辺りには無いとのこと。。。

もうどうしようも無いのでこのままバスに乗って国境まで行くことにした。バス停の場所を紙にヒンズー語で書いてもらい、リキシャでバス停へ。観光客がいない分ぼったくりとかそういう考えも無いみたい。乗合リキシャで1人10円。安い。

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バス停に着くと無数のバスが止まってる。足場は雨でぐちゃぐちゃになってて歩きにくい。書いてもらったメモを頼りに歩いてくと1人のインド人がオフィスまで連れて行ってくれた。悪路と聞いていたのでいいバスを選ぶ。国境まで400円。この時すでに5時半。出発は9時とのこと。何もすることも無いのでここでひたすら待つ。

9時にやっと出発。道はひたすら休みなくガタガタしてる。バスの中は大音量で映画を流してる。本当に大音量。インド人がキレて文句いいに行くぐらい。

やっと静かになったけどガタガタは続く。なんとか寝れたけど、何を考えたのかまた大音量で映画を流し始めた。ほんとバカじゃねーのかインド人。
頼みの綱のさっきの切れたおっさんは普通に寝てる。周りのインド人もみんな寝てる。なんで寝れんの??

普通の映画なら未だしもこれがB級映画みたいなやつだから最悪。
「ピィーーーーーン!!」
「ズギャーーーーーーン!!」
「うわーーーーーーーーーーーー!!」
って大音量。音割れるぐらい。不快な音ばかりだし。耳栓持ってきときゃよかった。。。

うるさいうるさい思ってたけどいつままにか映画も終わってて寝むりについていた。ガタガタ揺れる中何度か目は覚めたけどなんとか寝れた。そして早朝3時半どっかに到着。

まだ外は真っ暗で乗客何人かおりていった。到着は4-5時と言われてたので、どっか別のバス停に泊まったのかなと思い、そのまま待つ。もう外も明るくなり5時になっても一向に出発しない。でも乗客は何人か残ってる。

ナニガオキテイルンダ。。。

焦りながらも眠いからそのまま眠って待ってた。少し経つと叩き起こされる。時間はもう7時。他に残ってた乗客も叩き起こされてた。朝早いからバスを解放してんのかな?

朝早くて国境まだ通れなかったら、どうしよとか考えてたので丁度よかった。バスを出ると自転車のリキシャが声をかけてきたので交渉する。ネパール側のバス会社まで連れってってくれて200円。

2人乗っけてデコボコ道をゆっくり進んでく。こんなデコボコ道でよく自転車漕げるなと感心した。もう国境付近にはトラックが沢山ならんでいた。国境を越えてこちら側に来るトラックや車もありいろんな場所で渋滞を起こしている。
そんな中でこのリキシャのおっちゃんはうまくするする抜けていった。

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そしてやっとついたインド側のイミグレ。個人で来たら絶対見落としてしまうだろうってぐらいこじんまりと小さなオフィス。中には若い人が一人。
パスポートを書き写して次はパソコンをカタカタやってる。が、パソコンの調子が悪いとかいってテレビを見だす。今もう一人来るから待っててくれって。

やっともう1人が到着し、カタカタやってくれて出国審査終わり。なんか見てた感じ、最初の若い人はパソコンの使い方がわからないような感じだった。ダメダメじゃん。

そして次はネパール側のイミグレへ。そこまで行くにも大渋滞で中々進めない。着いたのがこれ。わかりにくい。

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エボラ出血熱の検査してアライバルVISAの書類書いて、こっちはすんなり終了。結局反対側のバス停に着くまでに3時間かかった。

ここからは11人乗りのジープでカトマンドゥへ。このジープが最悪でした。。。

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普通サイズのジープに助手席2人、真ん中4人、後部座席4人ギュウギュウに押し込められ5時間。もちろんずっと悪路。運転も荒いのでジープは跳ねまくりです。

カトマンズ手前のとこまでずっと休憩なし。頭痛もあったし酔いそうだしケツも痛いし最悪でした。ただと中に見れる外の風景だけが救いでした。

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空気もインドと違ってキレイ。すっごい澄んでておいしい。というかインドが汚いのか?

一先ずこれでやっとインドを脱出してネパールへ来れた。インドの感想はというと、他のブログを読んでてしっくりした言葉があったので使わせてもらえば

「インドはインド人がいなければいいところ」

まさにこの通り。。。

2 Replies to “人生最悪路!ネパールへの道”

  1. お疲れ様です。
    いろいろ大変だったみたいですね( ゚д゚ )
    インド私も行ってみたいです!!ってか行きます!!笑
    私たちも昨日パダウェイのプルーニングが終わり、今日アデレードに帰ってきました。
    一度ここでみんな解散という感じになりそうです。さみしいですよー!!!
    プルーニングメンバーもピッキングメンバーもみんな色とりどりで楽しかったです。
    また会いたいです。

    お気をつけて!お元気で!

  2. 色々と大変やった(笑)
    プルーニングが終わったってことはこれから長期の休みか。みんなバラバラになるね。ゆりかちゃんはどうすんのかな?まあ、残りのオーストラリアライフしっかり楽しんで!日本でもオーストラリアでも海外のどっかでもいつか会えるよ(^^)

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