スイスへ飛ぶ

トットネスでの刺激的な一週間が終わりロンドンへ。そのまま空港で一泊してスイスへ向かう。ロンドンはクリスマス頃にまた来る予定なのでパス。

スイスはオーストラリアで一緒に旅をしたサミがいる国。サミは誕生日が同じで異様に気が合う友達。ローザンヌに住んでいるということなのでジュネーブ空港へ向かう。半日ジュネーブを観光した後、ローザンヌへ。

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物価が高いと聞いていたスイス。お金を節約する為に入ったファーストフードですら一人1000円ぐらいはかかる。電車もバスもバカ高い。。。
スイスに住んでる人は交通機関が半額になるチケットを買っているので問題はないらしい。

そして普通の旅行者もスイスパスやら何やら観光客向けのチケットを買うので負担にはならない。でも、僕はバックパッカー。バックパッカー向けのチケットなんてない。スイスパスやら買おうとしてもバカ高くて手が出ない。

まあ、スイスはサミ会いに来たんだからと割り切ってそのまま定額で電車とバスに乗り続けた。しかし後々この場違いバックパッカーに大どんでん返し事件が起きる。それについては後ほど。

サミとも無事合流できてサミが住んでるシェアハウスへ移動。サミはフランス語を勉強したいという理由でローザンヌに来たらしい。
多分「ん??スイスでフランス語??」ってなった人もいると思うけど、実はスイスには公用語は無く地域によって違う言葉を話す。ざっくり言うと北はドイツ語、西はフランス語、南はイタリア語、東は殆ど無くなって来てるみたいだけどローマ語。

だから同じスイス人でも他言語圏に行けば全く言葉が通じない。ちなみにサミはドイツ語。ドイツ語と言ってもスイスジャーマンと言うらしくドイツ語ともちょっと違うらしい。僕的には同じ国に居て他言語が勉強できて仕事も普通に出来るのが羨ましい。

サミの家はインターナショナルで色んな国の人がいる。それはこの家の前には世界でも有名なローザンヌホテルスクールという接客業を学ぶことができる学校があるから。みんなスーツを着てピシッとした格好で学校に通ってた。

シェアメイトはみんなでフレンドリーで英語もペラペラ。そしてその中の一人が友達に校内を案内してくれる様に頼んでくれた。

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これがその学校。

校内に入るとすぐにフードコートやバーがあり学生が賑わっている。ここで面白いのが、このフードコートやバーで働いている人も学生だということ。接客業を学ぶ学校として接客の経験を先に積んでおくことは重要らしく、1年生は皆校内のお店で働かなければならないらしい。もちろん勉強だから給料は出ない。でもこの学校のお店で働くというのは一流のレストランで働くというのと同じ。

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料理のクオリティーが凄かった。高いから試すことは出来なかったけど。。。

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ここは一般人も来るレストラン。フランス料理を提供しており接客を学ぶことができる。初めての人はワインを持つ手が震えてしまうとか。

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ここはパティシエの教室。チョコレートを作ってた。

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ここはワインのテイスティングを学ぶところ。テーブル一つ一つに蛇口が着いてる。

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講義室は普通の大学と変わらない。なんだか懐かしい感じ。

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図書室には接客関係の本が沢山あるらしい。

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一年生は料理の仕込みをしたりと朝が早いので学校の隣の寮に住まわなければならない。ここには色んな運動施設が揃ってる。授業の時、味見で食べ過ぎて必ず太ってしまうので運動は欠かせない。

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学校の裏には畑もあった。ここで野菜について学ぶらしい。見たことない野菜などもあって面白かった。これはブラックトマト。

まさかこんな経験が出来るとは。多分接客を学んでる人からしたら一度は見学してみたい学校。なかなか見学しようと思っても出来ない。それもこれもその地に住んでる人と仲良くなることで出来ること。サミとそのシェアメイトに感謝。

さて、週末はサミの仕事が休みなので一緒にサミの生まれ故郷solothurnという小さな街へ。実はここでスイス版オクトーバーフェストがあるのだとか。

名前しか聞いたことの無いフェスティバル。完全にローカル。

楽しみだー!!!!

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