学級崩壊・・・

というか、学校が無くなってしまいました(笑)

さすがオーストラリア何でもありですね。

 

事件が発生したのは先週の金曜日。朝はいつも通りの感じでスタートしました。この日に卒業する友達もおり、自分自身も卒業までラスト1週間と迫っていたので、少しセンチメンタルになってました。今日終わったら、あと1週間か~という感じで。

 

んで、ランチ前の11時ぐらいにいきなり部屋を移動するように伝えられ、何かイベントがあるのにまた話が聞き取れなかったのかなと思ったら、ちょっと深刻そうな雰囲気に。見たこともない人も部屋に居てなんかいつもと違う感じでした。

 

先生が涙を流しながら話しだし、college is brokenという言葉が聞き取れたけど、何が起きてるのか全然理解できず。雰囲気的に最悪の事態を考えると学校が倒産したのかなって思ってたら、本当にそんな感じの話の流れに。耳が慣れ始め聞き取れるようになってくると(いつもと違う先生なので、イマイチ耳が慣れてませんでした)自転車操業に近い感じで運営していた事がわかり、ホリデイに入るこの12月がネックだったようです。

学校が長期の休みに入るので、新しい学生がこの月には余り入って来ません。また長期契約をしていた2人がキャンセルになってしまった事で完全に経費がまわらなくなってしまったようです。銀行ももう金を貸してくれなくなり、どうしようもない状態。

会計士からは半年後にはつぶれると申告され、このまま小さな可能性に賭けて傷口を広げて行くのか、今の状態できっぱり諦めるのか二者択一のなかで諦める事を選んだようです。

 

彼らにはまだ1歳になったばかりの子供もいて、これからが一番大事な時期なのに家まで売ってしまっては子供のためにならないという事で学校を閉めるという判断に至ったようです。

 

ここまでの話を聞くとしょうがないなと思えますが、気になる点がいくつか・・・・

あまりにも急すぎますね。生徒が知らないのはわかりますが、他の先生まで知らされてなかったみたいです。僕を担当していた先生は家を売る羽目になったとか・・・

それに次の週の月曜が片づけとかもあり最後の学校となったのですが、このとき倒産した事を知らずに新しい学生2人が普通に登校してきました。彼らにとってはびっくりですよね。今日から新しい学校という事で色んな思いを胸にやってきたのにすでに倒産していたとは・・・

イマイチその辺の理由がよくわかりません。そういうもんなんですかね?

 

そしてお金については結論から言うと返って来ません。長期契約の人も最初に全てのお金を払うのでかなりの損失です。しかし、学生VISAに人に限ってはオーストラリア政府が保証してくれるという制度があるみたいです。学校が無くなれば学生VISAの人はオーストラリアにいられなくなるのでそのためでしょうね。ただし保障といってもお金が返ってくるのではなく払ったお金の分だけ他の学校で授業が受けられるというもの。

 

ただしバンバリーには学校はこのWCICの一つしかありません。補償を受けるのであればバンバリーから2時間のとこにあるパースに行かなくてはいけません。バンバリーから通うのは無理なのでホストファミリーとの契約も急きょ切り替えて対応しなければいけません。中にはホストファミリーがホリデーに行ってて何も挨拶もできないままパースへ移動する学生も・・・

 

中にはパースにいけない学生もいるので消費者保障制度を使って授業料返金の申請をしましたが、どうなるかはわかりません。より多くの学生が出さないと重要視してもらえないみたいなので。一応1週間分だけですが僕も申請しておきました。他の学生のためにも。

 

この1週間でみんな一気にばらばらですね。みんな一気に卒業です。何が起こるかわからないですねホントに。

まあ、別れごとに何度も悲しまなくて良かったような気もしますが(笑)今週は友達とは最後なので遊びまくってます。

 

楽しかった!バンバリー!WCIC!!

今は次に向けて仕事探しと、車探しの最中です。あまり時間がないけどのんびりやってます。多分次はバンバリーから南に下ってDonnybrookへ。農場の多い町です。さあ、どんな経験が出来るのやら。何か面白いアクティビティが有ればいいな。そしたらまた紹介します。

 

それでは!

コメントを残す