オーストラリアンスポーツの紹介です。語学学校のアクティビティとしてクリケットを体験できたので紹介したいと思います。
(細かく説明してしまうと読みつかれると思いますのでザックリ説明します。このブログは詳しくスポーツを説明するためではなく、色んなスポーツに興味を持ってもらうために書いております。詳細は日本クリケット協会よりお願いします。ご了承ください。)
オーストラリアと言えばクリケット!!日本ではあまりなじみのないスポーツですが、オーストラリアでは最も人気のあるスポーツの一つです。
世界の競技人口で言うとサッカーに次ぐ2位!!世界的にはかなりポピュラーなスポーツです。
これが基本的な道具。黄色い3本の棒がウィケット(2セット必要)、平たい棒がバット。ボールはこの赤いもの(かなり硬いです)。
強いて言えば野球に近いスポーツですね。(ちなみに野球の原型はクリケット)しかし危険度は野球より上な気がします。
なんたって一回り小さい硬球を助走をつけて投げるんですから。。。早い人は200㎞を優に超えるみたいです。90マイルとか。60マイルで160㎞だったような。計算すると240㎞??信じられません。
ボウラー(ピッチャー)の難しいところは肘を曲げてはいけない事。写真の用に肘を伸ばしたまま投げなければなりません。
クリケットで面白いところはアウトになるまで、攻撃を続けられるところだと思います。例えば大差で負けていたとしても、ラスト一人が粘って何ラン(1点2点ではなくランでカウントします)も稼げば試合をひっくり返す事が出来ます。その人はもう英雄ですよね。
1チーム11人でゲームを行います。攻撃と守備に分かれて試合を進めて行きます。このとき攻撃側はバッツマン(バッター)2人がペアを組んで攻撃していきます。お互いに20m離れた場所にあるウィケットの前に立ち、この間を何往復(何ラン)できるかで勝敗を決めます。
このとき面白いのはボウラー(ピッチャー)は助走をつけて投げる事が出来、横にも移動することができます。バッツマン(バッター)からしたら、ボウラーの立ち位置変えられたらかなりやりにくいですよね。それとバウンドさせることもできるのでバウンドを利用して変化球も投げる事が出来るようです!
バッツマンも横に自由に移動する事が出来、360°どこにでも打つ事が出来ます。頃のホームランは4ラン、ノーバウンドのホームランは6ラン、後はボールが返球されてくる前に地道に走ってランを稼ぐかですね。ウィケットの前にラインがありバットか体の一部がラインの中に入れば有効となります。つまりヒットした後はバットを持ったまま走る事になりますね。ダイビングしてバットの先っちょがラインを超えていればそれでセーフになります。ちなみに打ったら必ず走らないといけないという事はありません。自分のヒットがあまり良くなくアウトになりそうだと思ったらそのまま走らずステイ出来ます。
経験者である先生と対決しました!やたら横に動かれてかなりやりにくかったですけど、全部打ち返しちゃいました(笑)
ボールがバウンドする点と面でボールを捕らえる点で野球経験者よりテニス経験者の方が向いてるのかなと思います。
野手はノーバウンドで捕球するか、バッツマンがラインの外にいるうちにウィケットにボールを当てる事で、バッツマンをアウトにすることができます。バッツマン10人が全てアウトになれば攻守交替です。基本的には2イニングで試合は終了します。しかし得点は数百ランにもおよび6時間近く試合がかかることもあるようです。
個人的にはアウトになるまで何ランでも稼ぐ事が出来るという点が気に行ってます。いくら負けてても自分のがんばりで勝敗を覆す事が出来るんですから。英雄になれるチャンスですよね。しかも自分の打球を選んで走るかどうか決める事が出来る。慎重に進めて行けば本当に何ランでも稼ぐ事ができるんです。なんかワクワクしませんか?(僕だけかもしれませんが)
このスポーツは野球場がなくてもちょっとした広場があればやる事が出来ます。ルールもシンプルなので子供にとっても簡単です。野球の様に沢山の用具は必要なくボールとバットとウィケットさえあればプレーすることができます。別に無くても他のもので簡単に代用できると思いますし。基本的に芝生の上で行いますので、簡単に飛びついたりできてとても楽しいです。子供の基礎運動能力をあげるのにいいスポーツだと思いました。日本に帰ったら是非地元の子供たちに勧めてみようと思います。
写真はプレー後のまったりタイム。実際にプロの試合でも途中にティータイムが挟まれるようです。こののんびりとした感じがまたいいですよね(笑)
楽しそう!!帰ってきたらやろやろ〜
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