サミの故郷solothurnでの最終日。
サミとサミの幼馴染のメンデと一緒にトレッキング。

と言っても車でほとんど上まで登っちゃったので歩いたのは30分程度。山の頂上にはレストランがありかなり見晴らしがいい。

ここで食事も楽しんだ。ハム、サラミ、チーズの盛り合わせとピザのようなやつ。

もちろんこんな所でする食事なのでべらぼうに高い。でも4人それぞれお金を出しお釣りを分けようとするとなんだか予想以上に沢山ある。ん??
店員さんも行っちゃったのでまあラッキーだったと言うことにしようと言う話になり後で計算してみると半額以下の値段で食べれちゃたことに。。。わお。
その後、山を下って行こうとするとどこからか低重音が聞こえてくる。行ってみるとアルプスホルンと言う楽器を吹いてる人がいた。
話をしてみると自分たちの為に一曲吹いてくれた。なんて贅沢な。

この楽器は凄いシンプルな楽器で、構造はただの筒。唇を震わせて音を発し口でそのまま音程を調整する。
しっかりGoproで最初から最後まで録画させて貰いました。
今日、サミは明日の仕事の為にローザンヌに帰らなければならないので山を降りて帰宅。そしてそのまま駅まで見送りに。
サミが帰った後、メンデが明日のチケットも買っとく?と提案してきたので発券機へ。つぎの行き先はスイスの首都であるベルンと決まっていたのでメンデがなれた手つきでサササッと購入してくれた。が、なんと当日券を買ってしまうというミス。
メンデは喋りがゆっくりで、ちょっと頼りないけどいかにもいい人そうな憎めない雰囲気を持ってる人。みんなに好かれるタイプ。
乗車券を交換してもらう為にオフィスへ。
するとメンデはカウンターでお客の対応してる人を指差して「あの人、上の階の人」と笑いながら教えてくれた。そしてその人はカウンターから「ようメンデ」と挨拶をしてきた。
2人が一通りドイツ語で話をし終わるとメンデが「半額パスを作ってくれるって」とさらっと一言。
「んん?」
大体スイスに済んでる人は年間で半額パスを購入しており交通機関を通常の半額の料金で利用している。だからパスを持ってない僕らみたいなバックパッカーにとってはスイスの移動は一苦労なのである。
そこでこのメンデの友人は格安でパスを作ってくれるという。
メンデのIDを利用してチャチャチャっとパソコンをいじって出てきたID。一人5000円程度。しかも2ヶ月も使える。
普通に買ったら数万円もする半額パスが5000円。こんなの数日で元が取れちゃうぞ。
持つべき物は友達だな。メンデ最高!!
正直スイスは高すぎるので、後数日いたら次の国に行こうかなとか考えてたけど、このメンデマジックのおかげで大幅に予定変更!スイスを楽しみまくる事に決定w!!
翌日、メンデと日本での再開を約束しスイスの首都ベルンへ出発!もう乗り物に乗るたびに財布を気にするなんて事はしなくていい!!
こっから先のスイスの旅は世界一周旅行者の中でもかなりレベルの高い旅へとなります。ふふふ。
ちなみにベルンにはサミのサプライズで再開できたオーストラリア時代の友達がいるのでまた泊まらせてもらう予定(^^)スイス人最高!!

