シラクーサで海の幸！ - 超民家やまね

シラクーサは小さな港町で簡単に見て回ることができる。でもそんな場所に結局4泊もしたのは海の幸が豊富だったから。

とりあえず到着したその日は遅かったのでマーケットには行けず。。。
しょうがないのでスーパーで鳥肉を買って来て照り焼きチキンを作ってあげた。この料理は知ってたらしいけど喜んでくれてワイン飲ませてくれた。よっぽど日本食が好きらしい。

翌日はなんとホストが天ぷらを作ってくれるとの事！翌日に一緒にマーケットに行くことを約束して就寝。そしてマーケットへ。

ここのマーケットは毎朝やってるらしくマーケットに行けばいろんな海の幸や野菜を見ることができる。
アジ、カツオ、鯖、タコ、イカ、ウニそしてマグロ！！目移りしまくり！
魚屋さんに行くと丸々太ったカツオに目を奪われてしまい思わず買ってしまった。
ホストも天ぷらの材料を買い終わったのでちょっとカフェへ。

ホストが何かイタリア語で注文して出て来たものがこれ。生ガキと白ワイン。
ご馳走してくれた。。。幸せだ。。。
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帰って早速天ぷら作り。よく作ってるらしく手際がいい。僕は天つゆを担当して。準備万端。使った天ぷらの具はイカとカリフラワーとカボチャの花。カボチャの花が売ってることにもビックリしたが食べられるらしい。実際軽いけど食べ応えがあってとても美味しかった。
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そしてこれはブラッタチーズ。
イタリアの’かかと’部分にあたる地方で有名なチーズ。生クリームに裂いたモッツァレラを浸しておき、さらにそれをモッァレラで包んだもの。
切ると中から生クリームが流れ出てくる。今回はオリーブをかけてただけだが、それだけで十分美味しい。
天ぷらにこんなに美味しいチーズが食えるなんて。幸せだ。。。

そしてこの夜は僕の番。昼間に買ってきたカツオを使って鰹のタタキを作る。適当に焼いて冷やして切るだけ。後はお酢とレモンと醤油でポン酢モドキをかければ完成。

同時に味噌汁も作ってご飯も炊いて最高だった。。。幸せだ。。。
結構量があったのにみんな気に入ってくれて全部無くなった。料理は喜んでもらえると本当に嬉しい。

翌日ももちろんフィッシュマーケットへ。プラプラ歩いてると、なんとそこには水揚げされたばかりの新鮮なマグロが。しっかり油の乗ったカマの部分が売ってたので値段を聞いて見る。
すると20ユーロ/kgが10ユーロ/kgでいいとのこと！
マジか！大トロだぞこれ！！しかも調べて見るとこの部分はカマトロと言って1匹から少量しか取れない希少部位！即決で買ってしまったw

魚はさばいたことあるけどここまで大きな魚は始めて。しかもカマという複雑な部位。一応ネットで調べたけどあまり情報がなく、自分なりに捌いてみた。

皮を取り外して刺身用に「柵」を取り出す。皮についた身はネギトロ用にスプーンでかき出す。

皮と骨周りは勿体無いのでカマ焼用にとっておく。

油が乗りすぎてて身が崩れやすい。いい包丁があればもうちょっと違ったのかな〜。

幸運にも今回のホストは日本食大好きなので日本の米酢を持ってた。この酢に砂糖と塩を加えてすし酢を作る。そして炊きたてご飯で酢飯も完成。

とりあえず切れ端で簡単に握ってみた。

醤油もちゃんと日本の醤油を使って、、、、パクッと。

！！！！？？？？？

うまーーーーーーーーい！！口の中で溶ける！大トロ！！美味すぎー！
トロは海外の方が美味しいとか聞いたことがあったけど、まさかこんなところで食べられるとは。。。幸せだ。。。

そして何気にタコも買って来てた俺。下茹して刺身に。
これもうまい！！新鮮だから柔らかい。明石で食べたタコをも思わせる美味しさ。。。幸せだ。。。

ホストにご馳走してホストも大喜び！スーパーボーノ(めっちゃうまい！)って言ってた。話が盛り上がり、ウニって食べたことあるって聞くと、こっちではパスタと食べるよって。カルボナーラみたいに茹で上がりのパスタに卵とウニを絡めるらしい。

そしてなんと今度はホストが作ってくれるという話に！
この日はワイン飲んでみんなで映画をみて就寝。

そして翌朝いざウニを探しにまたまたマーケットへ！
すると魚屋の隣で売ってた！ウニ！ちっちゃいカップに入って一個10ユーロ。一つじゃ足りないので２カップ購入。なんとこのお金はホストが出してくれた。幸せだ。
パスタを茹でる時は魚の骨も一緒に茹でなければならないらしいので、魚屋に言って捌いた後の魚の骨をもらって帰った。

さあ、この夜はここシラクーサでのラストディナー。ウニパスタ！！楽しみすぎる！
お湯を沸かし、魚の骨を入れて出汁をとる。そこにパスタを入れてタイマーセット！

ウニは溶いた卵に入れて崩さないように軽く混ぜておく。パスタが茹で上がったら絡めて完成。