観光地を観て回るだけじゃない、新しい旅のスタイルが確立しつつあるんじゃなかろうか。

最近思っていたことをちょっとまとめていた。

今の世界一周(世界を観る)
世界一周をしていると(僕はユーラシア大陸の旅になったけど)何処を回るか、何を見るか、予算はいくらかって問題は嫌という程付きまとう。
時間と予算とルートを考え抜き、その上で失敗したり人に出会ったり綺麗な景色を観れたり様々な忘れられない経験をするのが今の世界一周。それはそれでいい。楽しい。間違いなくいい経験。それが今の世界一周してる人や海外を回ってる人のスタイル。

でも今やLCCという安い飛行機が飛んでてインターネットで情報を簡単に得ることのできる時代。だから世界一周している人はすでに世界にめちゃめちゃいて、沢山の人がブログを書いているので情報もそこら中に転がってる状態。だから世界一周からは大きな経験を得られるはずなのに、そこから得られる成果が段々と薄れてしまってるんじゃないかと思う。予算は同じなのに。

やっぱりそれだけのお金と時間を掛けているわけだから、それだけの見返りは求めたい。何か自分に変化があって欲しい。ヒッチハイクや自転車で旅をする。これはいい。ていうかできたら最強。もっと世界が開けるやろうね。でもみんながみんなこういった事ができるわけじゃない。じゃあ、どうすればいいのか?

人に会えばいい。

これからの旅スタイル(提案?笑)

世の中には様々な経験をして来た人がたくさんいる。国外ともなるとそれはなおさら。そんな人達から話を聞いたり情報をもらったりするのは本当に楽しい。今やネットサービスが発達してきてcouchsurfingairb&bといった知らない人でも知り合えるサービス、そしてwwoofworkawayのように働く代わりに食事と宿を提供してもらうサービスなどがある。これをうまく利用して地元の人と仲良くなればいい。そうすれば狭くても深くその地について知ることができる。他の世界一周旅行者が知らないようなような。
個人的な考えだけどお金と時間を掛けて得られる財産の一つには「人」が含まれると考えている。どれだけ沢山の人に出会い、沢山の話を聞いてきたか。そしてその体験を通してどれだけ自分を見つめ直す事ができるか。

世の中の美しい景色や面白い文化などは月日が経っても変わらず、そこにたどり着くまでの過程は違うにしろ誰もが同じ経験ができる訳だが、人はその時代、世代、国、文化、宗教によって様々。その会って来た人によって自分の旅が色付けられてくるのかな。旅をして記憶に残ってるのは出会った人の事が多いし。

カウチサーフィンでは色んな人に出会うことができた。
・インドネシアの学生、ボランティアで人助けをしてるインドネシア人
・シンガポールで200人ぐらい過去に人を泊めてるしてる人。
・ウィーンで陸カメとその卵を孵化させてたおばちゃん。
・大使館で働いてる人
・買ったアパートの壁をぶち抜いて自分でリフォームしちゃってる人
・自分のワイン畑を持つことを夢に頑張ってる人
・アニメが好きで日本語勉強してる学生
・海沿いの大きな家に住んでる事業で成功してる人
・チーズ職人
・島でゆったりした生活を手に入れた人。
・4人の子供を預かってる里親

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※ホストが作ってくれたオランダ料理

文字じゃ伝わりにくいけど、それぞれが色んな経験をしているし、その人達が会ってきた面白い人の話を聞く事も出来る。まだ日本には入ってきてないその国で流行ってるものや、ローカルな食べ物も教えてもらった。

今ではカウチサーフィンは自分の旅の中では欠かせないものになってる。

つまりまとめると…
建物や自然をメインとする旅もいいけど、面白い人と出会う事をメインとして旅を進めるのもいいんじゃないかと。
数年前では出来なかったような今の時代だからこそ出来る旅スタイルを楽しんでみるのも面白いかもという提案。もし身の回りに世界一周の準備をしてる人や海外に行く予定の人、何か変化を求めてるような人がいれば教えてあげて欲しい。こんな方法もあるんだよと。

地元民と繋がれるサービス
couchsurfing
airb&b
wwoof
workaway
voyagin
meet up
vayable

Couchsurfingについてこの方々のブログが分かり易かったです。
アセナビ
workabroad

WWOOFやWORKAWAYについてはこちら。
WWOOFジャパン
婚前世界放浪記

カウチサーフィンについて中には危ないんじゃないだろうかとか危険な目にあった人がいるとか書いてあったりするけど、そういう人は宿泊費を浮かせたいからという理由でカウチサーフィンを利用している人なんだと思う。コピー&ペーストしてリクエストを送りまくって返事が返って来た人の家に泊まってるとか。その人の評価やプロフィールをちゃんとチェックしていれば大体危なそうな人はわかるので回避することは可能だと思う。利用するのであればプロフィールを読んで、ちゃんと興味がある人にその時の言葉でアプライして欲しい。
(でもやっぱ女の子は誰か友達見つけて2人でリクエストをした方がいいかな?)そして料理を作ってあげたり写真を見せてあげたり見返りとして色んな情報を教えてあげて欲しい。もしホストが喜んでくれることが嬉しいと感じられるようになれば、このサービスを最高に楽しむ事が出来るようになると思う。そして旅にこういったサービスが欠かせないという理由がハッキリとわかるんじゃないだろうか。

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