古民家に住み始めてからの念願だったピザ窯がついに完成!
紆余曲折を経てこの形に至りました。総コストは3000円。U字溝と耐火レンガ代のみ。本当は0円で作りたかった。。。どこかで粘土を採取できればタダで作れるので、粘土を採取できる場所を発見次第ピザ窯2号の製作に移りたい。
土台はステンレスの大きなテーブルなどあればよかったけど手に入らなかったので、知り合いの畑から出た石をもらってきて積んでみた。3点積みといって必ず3点が接するように積んで中には真砂土を入れた。中心に向かって傾斜するように積んだのである程度強度はあるはず。
ドラム缶はもらってきたものを洗って、土台の上に横にしておいた。色々と調べてみたけど、ドラム缶を横にして窯を作ってる例は珍しく、ちょっとした新しい試みだった。海外の画像など検索しても出てこなかったので、かなり無謀でした笑
下の写真は第二段階の頃の窯。最初の形は写真に残ってなかった(T ^ T)
第一段階は下の穴がなくて、耐火レンガの上で火を焚いていた。今考えれば当たり前の事だけど。熱はドラム缶の上からガンガン放熱していって全く耐火レンガも熱くならないので、試し焼きをするまでもなく断念。それなら下から直接レンガを温めてやろうと上の写真のような形になった。
下のU字溝の奥は上のフロアと繋がっており火は上に吸い込まれていく計算。2段式ピザ窯と同じ構造にした。
火を焚いてみると予想通り空気の吸い込みはよく火はガンガン燃える。レンガも触れないくらい熱くなったのでちょっとピザを焼いてみた。
が、生焼け。。。30分ぐらい焼いても全然ダメだしピザの上に灰が積もる始末。。。こんなもん食えたもんじゃない!
手を入れて熱の流れを確認すると、ピザの5cm上ぐらいを熱が流れてた。ちょっと天井が高すぎた模様。ならば天井を下げればいいと思い、トタンを3枚ほど中に入れてみた。
すると、、、
火は煙突の方に引っ張られてピザの上を流れるように!
見えてる金網はソーセージなど他のものを焼く用のもの。トタン近くはかなり暑いので一瞬で焼けます。
あとはピザの下も焼けてなかったのでもっと薄いレンガか鉄板が必要かなと思っていたところ、なんと運良くちょうどいい大きさで12mmというちょうど良さそうな厚さのものをもらう事ができた!入れてみると大きさも完璧!!
一度焼いてみたら今度は鉄板が熱くなりすぎて裏が丸焦げになってしまったので、鉄板に直接火が当たらないように波板を入れてみた。鉄板の下にうっすら見えるのがそう。
木材で蓋をしてるの空気の引き込みを良くするため。下から空気が入り煙突から煙が出て行く。
中が温まり木がしっかり燃え始めたら煙突の方に蓋をして木材をのける。そうすると開口部から熱が出てくるようにるのでもう少し熱がこもるようになる。
4回に及ぶ改良でやっとピザが焼けるようになりました(´Д` )でも、鉄板にかなり熱い場所があったりなどかなり癖の強い窯なので、その日その日でちょうどいい場所を見つけるのが大変。
でも、ピザ窯は本当に最高!!たこ焼き、ウインナー、唐揚げ、おにぎり。何を焼いてもうまい!窯がなければ味わえないものがいっぱいあり、自然に人はピザ窯に集まってくる。
ピザを焼いてると色々と必要なものが出てくるので、それも買わずに自作してます。いい厚さの床板があったので削ってピザピールを製作。あとはスチールのピザピールも必要だな。何で作ったらいいかな?