今日はこのオーストラリアにきた本当の目的であるスポーツの話。
遊んでる話ばっかですたけど一応目的持って来てるんですw
メルボルンに旅行に行った時に友人に紹介してもらった人の話が興味深かったんで書かせてもらいます(^^)
その人はかつてプロバスケット選手としてで活躍されてたみたいです。一時はオーストラリア1部リーグでプレーした事もあったとか。。。その時のコーチは今やオリンピックコーチになっているようです。。。
スポーツの事にあまり詳しくない人は1部リーグ?って思うかもしれませんが、プロースポーツ選手と言ってもピンキリなんです。テレビに出て活躍している人もいれば他に仕事をしなければ食べて行くのは難しいという人もいます。
オーストラリアでバスケットは人気なスポーツですが、プロスポーツ選手がプレーしているリーグは2部に別れているようです。そしてその下には一般のクラブチームがズラーっといるピラミッド型の仕組みですね。
そしてこの人は仕事をしながら、練習に励み土日は試合のためにオーストラリア中を飛び回っていたようです。テレビ放送された試合のビデオを見させてもらいましたが、ラスト2秒コーナーから押し倒されながらの片手3Pシュートには興奮しましたw
話を聞いていると、小学生ぐらいからバスケットとオーストラリアンフットボール、テニスをプレーしていたようで26歳まではオーストラリアンフットボール(AFL)のプロ選手を目指していたようです。
26歳!?
日本からしたらビックリですよね。そこからバスケットボールのプロ選手になれるの?って。
AFLでは身長があまり高く無く、力負けしてしまうようです。実際に僕と同じか数センチ低かったと思うので175~178cmぐらいだったと思います。そこで並行してプレーしていたバスケットに変えてプロ選手になったとのことでした。
バスケットも身長が重要なんじゃないかと思って質問してみたところ、ジャンプ力に自信があった見たいですね。全盛期の時は一時期ダンクも出来たとか。僕はネットに触れるのがやっとなのに。。。
この人は小さい頃からいくつかのスポーツを経験していた為に、自分の能力にあったスポーツを見つけることが出来たんだと思います。日本では部活という文化が主流なのでいくつかのスポーツをプレーし続けるというのは難しい事ですね。 中学・高校でスポーツを選ぶため6年間同じスポーツを続けるか、3年ごとに区切るかという形になります。稀にスポーツクラブも通い複数のスポーツをする子もいますが、どれも力を入れるというのは難しい事ですよね。
ずっと小さい頃からモヤモヤと疑問を持っていて、そういった環境をどうにか変えたいと思い海外に出て来たわけですが、今回のこの話が聞けて、やっぱり僕の疑問は正しかったんだと確信できました。
都会だとまだプロチームのジュニアユースやスポーツ総合施設があったりしますが、山口のような田舎だとスポーツする環境は部活がほとんどメインになってしまいますよね。そういった環境の中でスポーツに自信があり、プロ選手に憧れを持つ子はどうしたらいいんでしょうか?
都会に出る?
小さな子どもにとっても親にとっても大きな決断です。そのまま田舎の環境でプレーし続け、埋れいく才能ってどれだけあるんでしょうか?僕自身スポーツは好きでプロ選手にも憧れはあったので、よく「自分にはどんな才能があったのかな?」って考える事があります。まあ、東京に出て自分なりにやり切ったので、ほとんど悔いは無いですがw
こっからは少し僕の話になります。昔プロ選手に憧れはあったとありましたが、この時は憧れだけであって、はなから諦めがあったと思います。プロ選手はテレビの向こう側の話であって、自分には関係のない話だと。どうやってなるのかも解らなかったですし。
でも都会に出た時はビックリしました。ジュニアユースでプレーしていた、スカウトがあったなどそういう話をよく耳にしました。正直、ショックでしたね。。。僕には挑戦する機会も無かったんだと。。。
まあ時代が違うのかもしれませんが、都会と田舎ではここまでの差があるのかと驚いたのはよく覚えています。
今では、地元の山口でもユースやプロチームが誕生したりと少しづつ動きはありますが、まだまだ変えていく必要があると考えています。今まで0だったチャンスをせめて1にはしてあげたいですね。田舎でしか出来ないようなスポーツの在り方を見つけ出したいと思います。
このブログを読んで日本のスポーツと海外のスポーツにはこんな違いがあるんだなという事を少しでも分かっていただけたら幸いです。
興味のない人には詰まらないブログとなってしまいましたが、長々と長文失礼いたしました。
次回は興味のある人が多い手造りビール行方ですw
お楽しみに(^^)