ついに10日間もいたローザンヌを離れる。久しぶりの再開を果たしたサミともこれでお別れ。寂しいけど、サミとはまたいつか再開するんだろうな。日本でもスイスでも。そんな気がする。それだけサミとはなんだか他人な気がしない。誕生日が同じだからか？
そうだ。スイスで瓦そば屋を開こう。そうすればいつでもこっちに来れる。
投資してくれる方よろしくお願いします。
そんな事を考えながらローザンヌを離れる。離れ際、次の国はどこ行くのって聞かれたのでイタリアだねって答えると、二週間後に俺とメンデもローマに行く予定だよ。タイミング合えばまた会えるかもね。
んん？
意外に早い再開になりそうだ。
ローザンヌの湖の周りには葡萄畑がたくさんあり景色がとてもキレイ。電車はその葡萄畑と湖を見渡せる丘の上を走るので窓から景色を楽しむことができる。特に夕日が最高だった。
向かう先はフィスプという街。ここからマッターホルンや氷河を見に行ったりするのに交通の便が良かったのでこの街を選んだ。そしてタイミングよくカウチサーフィンも成功。
次のホストは連絡を取り合ってから気づいたのだが葡萄畑で働いてる模様。
ここでもラッキーが続く。今は収穫期の最後でちょっと忙しいとのこと。迎えに来てくれた時も仕事を抜け出して作業着で来てくれた。
久しぶりにワイナリーを見学。ここのワイナリーは古い品種の葡萄を使って特別なワインを作ってるみたい。
仕事が終わりホストの家へ。今回のホストはスイス生まれではあるが両親がイタリア人でイタリアのことについて詳しい。この夜もピザをご馳走してくれた。もちろんピザ作りは生地から。
トマトソースじゃなくてトマト缶のトマトを乗せてその上にモッツァレラとケーパーというものをばら撒いてオーブンへ。
美味しいワインを飲みながら旅の話や仕事の話をしてピザが焼きあがるのを待つ。
そして出てきたピザは裏はカリッとしていて表面はジューシー、ミミはもっちりで完璧なイタリアンピッツァ。美味すぎる。こんなシンプルなのにこんな美味しくなるんだ。。。
もう興奮してイタリアの料理や作り方について聞きまくった！その中でも驚いたのがカルボナーラ。いつも自分がイメージしていたカルボナーラはクリームカルボナーラと言って本当のカルボナーラではないらしい。本場はミルクもクリームもいらない。ただオニオンとベーコンを炒めてそこに茹でたパスタと卵を入れて和えるだけ。最後にスライスしたパルメザンチーズをかけるらしい。
後日そのまま作ってみたらめちゃめちゃ美味かった。まあ、ここで手に入るベーコンとチーズが単純に美味しいからかもしれないけど。
今やカルボナーラは俺の得意料理の一つ。
ピザのレシピもちゃんとメモってきたので帰ったら試してみよう。
そして話は仕事の話へ。今はピッキングの最後であと数日で終わらせたいと思ってるらしい。オーストラリアで仕事の経験あるよと話をしたら明日来たければ来ていいよとの事。
まさかの展開。まさかの仕事ゲット。しかもスイスで働けるなんて。
最近、本当にツイてる！
スイス最高。
あ、写真が少なかったんでちょっと一枚追加。スイスのスーパーに行くとチョコレート売り場が半端ない。すごい量のチョコレートが置いてある。。。
まあ、それだけ。