フェリーが安かったという理由だけでやってきたシチリア島。とりあえず着いた先はパレルモだが、この日はカウチホストの見つかったチェファルーへ移動予定。しかし待ち合わせは6pmなのでちょっとパレルモを探索することに。
パレルモはシチリア島で一番栄えてる街。着いたのが朝7時だけと、なんだかすでに騒がしい。とりあえず場所の確認とパレルモで何ができるのか調べるためにWiFiのあるカフェへ。
ここで衝撃的な出会いが。
これ。シチリア名物アランチーノ。
リゾットのようなご飯に具を詰めてコロッケの様に揚げたもの。
まあ、味は想像どうりっちゃそうなんだけど、日本人の口に合うのかな?めっちゃうまい!この先お店でアランチーノを見つけるたびに食べてましたw簡単そうなんで日本でも作ってみよう。ちなみに具はひき肉だったりチーズだったりツナだったり様々。まあ何を食っても美味い。
ネットで調べた結果、近くにマーケットがあるとのことだったので突入。さすが魚の島、シチリア。日本で慣れ親しんだ魚がたくさん置いてある。
野菜やらも沢山あったけどもう魚にしか目がいかない!
絶対食お!
そしてジェラートが有名なお店に行き、また新たにシチリア名物を発見!カンノーロ!丸めたビスケットの中にリコッタチーズを詰めたスイーツ。甘すぎずしっとりとしていてとても美味しい。
結構チーズが詰まってるので一個で結構お腹いっぱいになる。
後は適当に散策して待ち合わせ場所のチェファルーへ。
パレルモから電車で一時間のチェファルーに待ち合わせは6時。ちょっと余裕を持って一時間前には到着。
いつもカウチホストと待ち合わせする時はケータイがないので連絡できなくてドキドキするんだけど、この時も時間と場所だけ決めて待ち合わせ。
そして待ち合わせの時間。
こない。
とりあえず30分待ってみるけど、
こない。
焦ってWiFiのあるカフェに移動して連絡を取る。すると駅の隣のカフェにいるよとの事。駅の前でわかりやすい様に待ってたのになんでカフェから出てこないんだとちょっとイラってしつつも返信。とりあえず今いるカフェを住所とGoogleマップ付きで送るが返信がかなり遅い。
その上、場所がわからないと言ってきた。じゃあここを離れたらWiFi無くてまた連絡取れなくなるから、このメッセージを見たって返信を見てからそっちに行くよって言ったら返信なし。実際にカフェに行っても誰もいないし。
最悪だこいつ。変なのに連絡してしまった。
カウチサーフィンはお互いの信頼上に成り立ってるサービスなので、いつもは他の人の評価などを見て大丈夫そうだなって連絡してる。でもこの人は50人がいい評価をしてて1人が酷評してた。まあ、何かの間違いだろと思い連絡したけど案の定って感じ。。。
まあ、こっちも連絡先は無くて色々とやりづらいってのはわかるけど、ちょっと酷くないかい?イタリアに来てからイタリア人のいい加減さについに不満が爆発した。。。
カウチサーフィンもイタリアではホストを見つけにくい。英語が喋れない人も多いし、みんな返信してこない。やってる人は多いんだけど。なんだか見んな閉鎖的なイメージ。
カウチサーフィンを始めてからずっと心配に思ってたことがついに起こってしまった。。。もう時刻は9時過ぎ。ネットで探したって宿は見つからない。。。
もう野宿をほぼ覚悟してたけど最後の手段でカフェの人に宿ないか聞いてみた。幸いにもこの人は英語を少し話すことができる。
すると何処かに電話し始めて、「二人で55ユーロでいい?ちょっと待ってて直ぐに迎えが来るから」とあっさり宿が決まる。
しかも連れて行ってもらった場所はHoliday apartmentと行ってベッド、シャワー、キッチン、冷蔵庫がある完璧な部屋。魚が食える!
最後の最後で大どんでん返し!これでチェファルーも楽しめそうだ。。。